【目次】
@Hydro Flex Super Charger(ハイドロフレックススーパーチャージャー)
AHydro Flex Natural(ハイドロフレックスナチュラル)
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* 弊社はHydro Flex LCCに正式指定された、日本の正規代理店です。
より高い品質が求められる日本向けのHydro Flexサーフボードの仕上げ・仕様・管理方法などは、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・ハワイなどで売られているHydro Flexとは異なります。より高い品質管理をされたボードが、正規代理店モデルのHydro Flex For Japanボードです。
なお、海外で買われたHydro Flexや並行輸入のHydro Flexのメインテナンス・アドバイス・修理などは弊社では一切行っておりません。ご容赦ください。
| Hydro Flex Super Charger(ハイドロフレックススーパーチャージャー) |
Hydro FlexのSuper Chargerバージョンは、世界で最も進んだサーフボード素材のテクノロジーの一です。
Hydro Flex Super Chargerの優れたところは以下の点となります。
【Super Chargerの特徴】
@ PUよりも圧倒的に優れた軽さ・耐久性・しなりの持続性
A エポキシのモールドボードとは比較にならないほどのしなり・フレックス
B 付属のエアーポンプによって波によって、ボードのフレックスを変化することができる
C すべてのボードは、シェイパーがお客様のスペックにあわせてカスタムシェイプ可能
D 水を吸ってしまうノーマルのEPSと違い、空気が入っていればキズがあっても水の浸入が無い
E3Dラミネーション(バイオ工学の理論を使ったラミネーション)を駆使した耐久性・軽さ
これからどうやってHydro Flex Super Chargerが以上の性能を発揮しているか、ご説明しましょう。


@エアーベント
Aガラスクロス
B3Dラミネーション(トライアクセルクロスパターン)
C高密度EPSフォームコアー
Hydro FlexのSuper Chargerテクノロジーは、上の図の4つに分かれています。
サーフボードを形どるフォームは、高密度のEPSフォームです。よくHydro Flexは空気調整機能が付いているために”空洞ですか?”と質問を受けることがありますが、中身はフォームが入っていて空洞ではありません。空洞ボードのようにポヨンポヨンしたり、スカスカした乗り味になったりはしません。フォームコアーがあるからこそ、しっかりとしたフレックス・乗り味があります。

EPSは軽くて、成形しやすい反面、水を吸いフォーム間の空気の移動の欠点があります。Hydfo Flexはこの特性をプラスの方向性にする技術を編み出しました。Hydro Flexには、@のエアーベント(防水)から空気を入れて、ボードの中の圧力を調整しますが、ボードの中に空気が入っていれば常に内部から外部に空気が出ることになりますので、フォームは水を一切吸いません。実際小さな穴であれば、内部の空気圧にもよりますが30〜1時間は空気が出続けるので、フォームが水をその間吸いません。
通常のEPSなどは、フォームが水を吸ってしまうので、少しのの傷でも気づかず水に入れてしまえば、あっという間に水がフォームに行き渡り致命傷となります。しかも、水温が外気温より低い場合はサーフボードを水に入れた際に、サーフボード内が一気に冷やされるのでそこに水が一気に流れ込むのです。そこで、サーフボードの性能は著しく衰えてしまいます。数多くのサーファーが、この現象によってEPSエポキシボードをダメにしているケースが報告しております。これこそ、EPSが一度水を吸ったらもう終わりという評判を作っている原因なのです。EPSは水を驚くほど吸ってしまいます。
これに反してHydro Flexであれば、少しの傷から水がフォームに浸入することは、内部から外に空気圧がかかっている限りはありません。XTRはフォームが水を吸わない性質を持つので、水が入らないのですが、Hydro Flexは内側からの空気圧によって水をフォーム内に入れないようにしています。
また、サーフボードの内側から外側のシェル(クロス+樹脂)に圧力がかかるので、サーフボードのフレックスを一定に保ち、そして安定性を発揮するのに貢献しているという2次的なメリットも生まれました。
この内側からの圧力で構造を保つという性質は、実は開発者のBufoが植生物の茎の構造から考え出したアイデア。通常のEPSはとても柔らかくて、すぐにボードがボコボコになるのですが、Hydro Flexは内側からの空気圧があるので、ボードの形が一定にずっと保たれます。Hydro Flexを使ってみればすぐに体感できるが、ボードのデッキの凹みが極端に少ないのがわかります。
この特性は、Hydro Flexオンリーの特性である。EPSフォームコアーでありながら、水を吸い難い素材、そしてEPSフォームを使いながらも凹みにくい素材として世界でも注目を浴びています。
さて、ラミネーションについて少しお話しましょう。Hydro Flexはガラスクロスとフォームを、独自の3次元グラッシングテクノロジーで行っています。そのために、サーフボードがフレックスを繰り返しても剥離がほとんど起こらない特性を持ちます。
3次元のラミネーションは、フォームとクロス、そして樹脂をまるで一体化するようになっていて、ボードのしなりも最高レベル。しかも、先ほども申し上げましたが空気が常に外側のクロスシェルに圧力を掛けるので、フットマークもつき難く、元のシェイプを長い間保ってくれるのです。


*3Dラミネーションを光を当てて見やすいようにしています。フォームに粒粒が出来ているのがご覧いただけるでしょうか?この粒粒の場所にすべて樹脂が根を張るように浸透しています。
ボードを覆うクロスは特級クラスのものを、45°の角度を持つ折込のクロスであるバイアクセル(斜め)を使用。そのために通常の折り目(0°角度クロス)クロスよりも強度が生まれます。バイアクセルクロスパターンは、お値段がかかる高価な製法ですが、強度・フレックスともに優れた製法として一部のファクトリーのみ使用しているパターンです。
Hydro Flexのクロスは、Super Chargerと同じバイアクセルクロスと1枚通常のクロスパターンを使うことから、トライアクセルパターンとも言える3方向からのクロスパターンとなります。これこそ、軽く・強度のあるボードが出来るクロスパターンです。

*バイアクセルクロス(斜め方向に織り目が入ります)

*バイアクセルクロスと通常のクロスの組み合わせのトライアクセルクロスの利点は
@コントロール性を上げる
Aフレックスと反応を上げる
B強度を上げる
さらにこのボードは、波によってサーフボードのフレックスを調整できる点です。以下の表をご覧ください。
| @柔らかいフレックス=チョッピー波・ガタガタ波 0 - 3 psi | A通常フレックス=通常のコンデション 3 - 4.5 psi タイトなターンをしたい時 |
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| Bやや固めのフレックス 4.5 - 6 psi カーブラインを意識しターンをしたい時 |
C入れ過ぎ 9 psi以上(危険!) |
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サーフボードのベストフレックスは、すべての波の傾斜に対応できるフレックスです。
モールドボードってある波では調子良くても、ある波だといきなり調子が悪くなりませんか?トラックに踏まれても大丈夫な頑丈なサーフボードは、確かに強度はあるのですがフレックスの点では劣ってしまうのです。概して硬いモールドボードは、波のコンデションが良い場合は調子が良いのですが、ジャンクなコンデションになるととたんに調子が悪くなる・バタバタするという乗り味の不満があります。どんなモールドボードでも、生活がかかっているプロが試合では使わないのは、レールのところのコートを薄くしてもやっぱり全体のしなりをすべてコントロールするのは難しいのです。
"しなり(フレックス)"が得られるXTR・PU・EPSのシェイプボードのほうが、特に性能にうるさいプロに好まれているのはこのためなのです。
Hydro Flex は、内部の空気圧を変化させることによって、あらゆるコンデションにベストなフレックスを乗り手が調整できることが出来きます。いわば未来系のサーフボード素材なのです。
| @ボードのデッキにあるエアーベントです。ボードのノーズ側中央付近にあります。 | Aエアーベントに付属のポンプ金具をつけます。 |
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| B金具はネジになっていますので、最後まで締めます。 | Cポンプと金具をつなげます。確実につないでください。 |
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| Dポンプの取っ手がこの状態は空気が漏れるので。。。 | E取っ手を上側に引っ張り、写真のようにします。 |
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| Fポンプを押して空気を入れます。メーターを確認しながら、ゆっくりと入れて行くのがコツです。 | Gポンプと金具はしっかりと結合させます。エアーが漏れている場合はこのように接合部を抑えながら空気を入れても良いでしょう。 |
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| 2011年新開発のHydro Flex Naturalとは? |
2011年から、Hydro Flexは以前のSuper Charger(空気調整機能付バージョン)に加え、ポリウレタン+3Dラミネーション技術を使ったPU/Epoxy Hybridの進化版を完成させました。このボードは”Natural(ナチュラル)”と呼ばれます。
Naturalは見た目こそ従来のサーフボードと変わりません((ストリンガー付でクリアー)が、その性能の向上には様々なHydro Flexテクノロジーが応用されています。
最近、Poly/Epoxy Hybrid(ポリ・エポキシハイブリット)というボード構造が出ていますが、その構造に3Dラミネーションを加えることにより、更なるしなり・強度を生み出したプレミアムポリ・エポキシハイブリットです。
Naturalと呼ばれているゆえんは、ストリンガー付のバージョンは見た目が通常のサーフボードと同じだからです。
ただし、よりフレックスを求めるサーファーにはNaturalストリンガーレスバージョンもご用意しております。こちらはPUフォームに、エポキシ3Dラミネーションをしている点ではNaturalストリンガー付バージョンと一緒ですが、樹脂に薄い青色がはいっているのとストリンガーが無い構造です。厚めのボード(Boogie FishやClutch、RobertsのDiamond Fishなど)をお選びの際におススメの構造です。
【Naturalの特徴】
@空気調整のわずらわしさを無くした
AよりウレタンPUボードに近い柔らかさ
B3Dラミネーションによる強度アップ+エポキシグラッシングのために、ウレタンボードよりも耐久性は2〜3倍以上。軽さはポリウレタンよりも軽い。
C見た目は通常のサーフボードと区別が付かないほど一緒
D価格は高性能ボードながら、製作過程が簡単になるのでSuper Chargerよりもリーズナブル

*3Dラミネーションはフォームに根をはるように樹脂を入れ込む、3次元(従来のボードは2次元)ラミ。
*Hydro Flex Naturalのライド映像
*Hydro Flex Natural(Teddy Navarro)のライド

*Naturaのストリンガー付バージョン(Bufo Shape)

*Naturaのストリンガー付バージョン(Robert Weiner Shape)

*Naturaのストリンガーレスバージョン
このNatural(ナチュラル)は、Super Chargerではアドバンテージだったが、複雑なメインテナンスを必要とする空気調整機能を無くし、より気軽にHydro Flexを試すことが出来るようになりました。より通常のボードと同じようなフィーリングでお使いいただけます。
また、フォームコアーを最高級のアークテックフォームのウレタン素材のRedというグレードを使い、高密度・高いフレックスを誇るボードとなります。ボードのフォームコアーが今まで皆さんが乗っているPU素材の最高級品ですので、フレックスもPU素材に近くEPSのフレックスに慣れていない人も問題無く移行出来ます。
そして、フォームに木の根をはるようなHydro Flexオリジナルの3Dラミネーションと、最高級のエポキシ樹脂+へクセルクロスを使いフレックスはPUに近いけど、耐久性は低く見積もっても2〜3倍とよりボードが長持ちします。しかも、通常のPUよりも軽い仕上げで上がります。
ボードを覆うクロスは特級クラスのものを、45°の角度を持つ折込のクロスであるバイアクセル(斜め)を使用。そのために通常の折り目(0°角度クロス)クロスよりも強度が生まれます。バイアクセルクロスパターンは、お値段がかかる高価な製法ですが、強度・フレックスともに優れた製法として一部のファクトリーのみ使用しているパターンです。
Hydro Flexのクロスは、Super Chargerと同じバイアクセルクロスと1枚通常のクロスパターンを使うことから、トライアクセルパターンとも言える3方向からのクロスパターンとなります。これこそ、軽く・強度のあるボードが出来るクロスパターンです。

*バイアクセルクロス(斜め方向に織り目が入ります)

*バイアクセルクロスと通常のクロスの組み合わせのトライアクセルクロスの利点は
@コントロール性を上げる
Aフレックスと反応を上げる
B強度を上げる
性能の点でも、通常のPUよりも浮力が多く、反応が高いボードです。空気調整弁やポンプなどの付属品が無くなるので、製作過程が簡単になり価格もSuper Chargerよりもお求め安くなります。
軽さ・耐久性・そして価格バリューもあわせて新しいHydro Flexの提案となります。
*価格はSuper Chargerより10,000円割引です。
| Hydro Flex Super Chargerのメインテナンスについて |
Hydro Flex Super Chagerは優れた素材・フレックス・耐久性があります。その素晴らしさを長持ちさせるために以下の点にご注意ください。

@エアーバルブの締め具合については、必ず正規代理店の専門スタッフのアドバイスを受けてください。この場所の故障は対応可能ですが、故障しないことにこしたことありません。
A修理の際には、エアーバルブを付属の専用工具で必ず外してエアー抜きを行ってください。修理中はエアーベントは取ったままにしておいて、修理が終わったら付属させてください。
B近場に修理が行える場所が無い場合は、弊社が対応します(修理についてはこちらのページも参考ください)が、特にエアーバルブ締め具合については専門スタッフのアドバイス受けてください。
C並行輸入Hydro Flexの修理・メインテナンスは一切弊社では受けておりません。修理パーツ・替えのパーツのご購入は、弊社か正規代理店様よりのお買い上げのみのサービスとさせていただきます。
| Hydro Flexにカラーは入れられるの? |
Hydro Flexは、3Dラミネーション(フォームとクロス、そして樹脂を根を貼るようにくっつけるグラッシング)を行うために従来のようなエアーブラシを入れることは出来ません。ただし、以下の2つの方法でカラーを入れることが可能です。
【グラフィックを和紙にプリントして、それをラミネーションする方法】

この方法は、お客様が入れたいファイルを作りそのファイルを高精度プリンターで和紙にプリントアウトをしてそれをサーフボードにラミネーションする方法です。精度の高い高画質のプリンターを使いますので、発色なども抜群です。ご自分が入れたいイメージがわからない場合は以下のURLもご参考ください。
【フォームに色を染める方法】

この方法は、ボードフォームに色を吹き付けるのではなく、ボードフォームに色を染める方法です。単色のみの対応となります。