サーフボードシェイパーインタビュー マーティーアレン XTRサーフボードテクノロジー

革新的なサーフボード技術になりうるだろう
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U.S. "Surfing Magazine"より



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  サーフボードシェイパーインタビュー マーティーアレン
  


Marty Allen Special Interview Powerd by XTRサーフボード - ハビアーインタビュー

カリフォルニアとオーストラリア、そして世界を忙しく飛び回りながら、様々なデーターを世界トッププロ&シェイパーとの交流、そして自分からのフィードバックにより作り上げる"Matry Allen(マーティー・アレン)"。今まで日本未公開の屈指のカリフォルニアシェイパーがついに公開。

日本向けのMADサーフボードの独占契約を、XTRサーフボードジャパンがオーナーシェイパーのMarty Allenと正式にし。そして2009年の夏から日本上陸となった。

Marty Allenは良い意味で隠れたグットシェイパー。日本の皆さんはほとんど知らないと思う。だが、XTRサーフボードジャパンの代表の私は、5年前くらいから知っているシェイパーで。しかも腕が飛び抜けて良いのも熟知していた。乗り手の要望を伝えると、その個別のサーファーに対して熟練の技で、個人個人にマッチしたグットボードを作り出してくる。

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Marty Allenが何故にそこまで、シェイプが優れているかは、彼の今までのシェイプの経歴を見ればすぐにわかる。

彼はサーフィンが国技のオーストラリアでシェイプキャリアーを始め、ハワイ・カリフォルニアと様々な場所でシェイプをしてきた。そのシェイプ本数は、14,000本以上。シェイプ暦はもう24年にもなる。もちろん、オーストラリアやHawaiiの波のシェイプ理論は、サーフボードシェイプにとってとても大切なことだ。しかし、日本向けのボード、つまり概してサーフィンのコンデションが様々(力があったり、力が無かったり、厚かったり、早かったり)な日本の波に対するボードメイキングのすべての基礎は、カリフォルニアにある。その証拠に、今日本で大人気のMRFは、Martyがカリフォルニアに来て考案したデザインなのだった。

カリフォルニアでは、ウエィン・ミヤタとデニスジャービス(スパイダーサーフボード)と一緒にシェイプをしていた前に、南はサンディエゴから北はサンフランシスコまで様々なタイプの波に対するボードをシェイプしていた。特に、中央カリフォルニアの街のカーメルではプロも含めて多くのサーファーにボードをシェイプした。そのカーメル付近の中央カリフォルニアでは、北はサンタクルーズがあり、南はトリッキーな波で知られるビックサーがあって、波は変化に富みハードなコンデションが多かった。波が巨大だったり、風が強くジャンクな日も多くあったのだ。その後に南カリフォルニアのマリブ付近のビーチの近くに住み始めたのだけど、そこでは波がクリーンながらも波はとても弱く、そして小さい波が多かった。

マリブの後は、サンタバーバラの北の、ポイントコンセプションに移住してシェイプを開始。そこの波はハワイや南オーストリアと同じくらいに波はパワフルだったのだ。そしてその後に南はオーシャンサイドに下り、RustyサーフボードやCIサーフボードのシャドーとして活躍。オーシャンサイドは、日本の波に似ているビーチブレイクの変化溢れる波や、南のカーディフ・スワミーズ、そしてラ・ホーヤエリアのポイントブレイクなど、ありとあらゆる波のタイプがある。そんな、様々な波の状況に対するありとあらゆる波のデーターがMartyの頭にはシェイプ理論として入っている。

そのMartyの今までのシェイプの歴史、デザイン理論、ボードモデル、日本の皆様へのメッセージをインタビューしてみた。

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今日は、これからユーザーになってくれるみんなに、Martyのこともっと知ってもらいんだ。だから、いろいろインタビューしたいけど、良いかな?
ああ、もちろんだとも。何でも聞いてくれ。

今回縁があって、日本にMartyのサーフボードを提供することができるようになったのだけど、Martyの今までのシェイプ暦とか、どこでシェイプを学んだとか教えてくれるかな。
オーケー。俺はオーストラリアのNSW(ニューサウスウエールズ)生まれ。現在、カリフォルニアのオーシャンサイド在住。オーストラリアのゴールドコーストにも家があって、グラッシング工場も持っているんだ。今までオーストラリア・ハワイ・メキシコ・インドネシア・カリフォルニア・ペルーなど様々な土地を旅してきたよ。

シェイプ理論とかシェイプをどこで学んだの?
まず俺が始めてシェイプに興味を持ったのは、15歳の時。もともと、サーフィンに心底打ち込んでいた俺は、友人がボードを俺にシェイプしてくれると言うので、まあ、好奇心でオーダーしてみたんだ。そのボードに乗ったら、うーんイマイチ。俺だったらもっと上手くシェイプできるんじゃないかと思ったよ。 

だから、俺もシェイプしてみようと思って、両親の許可を得て、自分の家のガレージにシェイプできる場所・グラッシングルーム・サンディングルームを作った。最初は、すべて自分の手作りだったよ。当時、俺はまだ16歳。俺のシェイプのキャリアーはそこからスタートしたんだ。

そーかー。シェイプのキャリアスタートが、すべて自分の手作りからなんて凄いね。
ああ、今はCADプログラムとマシンカットが進化して、機械が多くのことをやってくれるけど、グットシェイパーの基本はやはりクラフトマンであるべき。そのシェイプを作り上げる、"手”が大切なんだ。その基本的な考えは、今でも自分の心に深く根付いているよ。

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その自作シェイプルームを作って、シェイプを始めた後の評判はどうだった?
最初は自分の友人のためだけにボードをシェイプしていた。そしたら、その友人のまた友人達が、俺のシェイプをオーダーしてくるようになった。いわば口コミでどんどん広まっていったんだ。

そのうち、どんどんとサーフボードのオーダーが増えてた。シェイプの自信も出てきたし、オーダーが増えてから俺がシェイプをキャリアにしようと決心したんだよ。

だけど、自己流とか一般に売っているボードのコピーだけじゃだめだと感じ始めるようになった。そして、もっと良いボードをサーファーたちに提供するように、サーフボードのプロから更に教えを受けようと、さまざまなシェイパーから直接教えを受けることにしたんだ。

そのために、地元で屈指のシェイパーに教えを請うことにした。彼らの元で、働くことにしたのさ。

オーストラリアのシェイパーのMattからチャンネルボトムを。そしてパイプ・ドリームスのMurry Burtonからパフォーマンスショートボードのデザインを学んだ。

へー、Murry Burton(現在はBaseのシェイパーの一人)らとも一緒に働いていたんだ。
そう、彼とのリレーションは素晴らしかったよ。俺は当時のSnapper Rocks Boards ridersに所属して、暇さえあればサーフィンもやっていたから、多くのプロ達とも知り合いだった。だから、AUSのシェイパーの元でシェイプをしながら、その間に、数多くのプロにボードを供給したよ。当時は、Jay Philipsや、Shane Bevan、Dave Devisonにボードを供給して、様々なフィードバックを得ることができた。

その時まだ俺は17歳。シェイパーとしてのファンデーション(基礎)を作るすべてのきっかけなったのが、そのスナッパーロックスでのシェイプ経歴だった。

JayやShaneと言えば、とても有名なサーファーだよね。俺、Jay Philipsとは何回か会ったことあるんだよ。とても洗練されたサーフィンをするし、その洗練さが顔とか着こなしにも出ているよね。
そうなんだ!偶然だな。Jayはまだ、俺のボードオーダーしてくれるよ。

さて、シェイプの経歴だったっけ。
Murry Burtonのところで働いたその後、ガンボードやセミガンボードのデザインをリファイン(洗練)させるために、インドネシアに旅に出かけた。そこでは、ビックウエーブでのボードデザインに必要なディテールを学んだのさ。テストライダーは自分。ビックウエーブは、波がホローで、パワーがあるだろ。そういった波で、コントロールを重視したボードデザインをどうすべきが、多くを吸収し、考え、学び、そしてシェイプの理論とすることができた。

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そうなんだ、Martyってサーフィン好きだよね。この前、俺がTrestlesのChurchで、アマチュアの試合があった時、偶然Lowerに行くMartyに朝の6時に会ったものね。
うん、自分のサーフボードシェイパーとしての基本は、すべてサーフィンへの情熱にある。サーファーだったら分かるだろう?サーフィンへの情熱がすべてってことを。いつもより良いサーフボードをサーファーって欲しいのだよ。

インドネシアの後はどうしたの?
インドネシアでR&D(リサーチ&ディべロップメント)を済ませた後、またオーストラリアに帰って、シェイプをしたいた。インドネシアで得たフィードバックと、オーストラリアのSnapper Rocksのプロと共同して、自分のシェイプ理論をさらにリファイン(洗練)したんだ。その後、ハワイに渡ったんだ。

なぜハワイに?
うん、ハワイは、やっぱりサーフィンのナンバーワンの土地。シェイパー、またサーファーとして学ぶことがたくさんある。だから、シェイパーとして成長するには絶対に行く必要があると考えた。だからハワイに行こうと決心したんだよ。

そのハワイでは、どういったことしていたの?
ハワイでのシェイプ経験は、自分のシェイプの幅を広げてくれたよ。まずは、最初に働いたシェィパーがユニークでさ。

ハワイで一緒に働いていたシェイパーの"Mark Angels"は、ウインドサーフィンボードも作っていたし、他にも変わったシェイプデザインを多く持っていた。だから、そこで極端に丸いボードとか、長いボードとか、創作溢れるボードのデザイン&シェイプを学ぶことができた。

だから今の流行のミニボードもMatryだったらお手のものって感じなんだ。俺、MartyがシェイプしてくれたMRF大好きなんだ。
おう、ミニボードでもパフォーマンスを重視したボードが得意だよ。

ハワイでの他のシェイプについて、学んだことあった?
ロングボード好きなら誰でも知っている、あのウェイン・ミヤダからロングボードのシェイプの方法を教わった。ロングってまたショートとは異なるんだよ。彼の理論からは、今までショートしかシェイプしていなかった俺のボードシェイプスキルに、深みと幅を与えてくれたと思うね。

XTRサーフボードジャパンでは、Martyのロング出していないけど、興味あるね。俺もオーダーしちゃおうかな?

そして、ハワイでシェイプを学んだ後、カリフォルニアに来たんだよね。

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そう、最初はカリフォルニアのL.A.(ロス・アンジェルス)に来て、Perfect Balanceというサーフショップのブランドをシェイプし始めたのさ。そのプライベートレーベルをシェイプしている間、アルメリックのフィニッシュシェイプをしたり、その後にスパイダーサーフボードのDenis Garvisの元でシェイプをしたんだ。 また、その間にチャンネルをボードに掘る技術も取得した。

うあー、アルメリックとかスパイダーにもシェイプしていたなんて、俺全然知らなかったよ。
L.A.の後に、波が豊富なOceansideに移住。そこでは、自分のレーベル(MAD Surfboards)と共に、Rustyサーフボードや、ライセンスのBrewrerのシェイパーとしても板を削っていた。そして、今は独立して、MAD Surfboardsのオーナーシェイパーとしてやっている。

こう経歴を聞くと、様々な場所で、様々な一級シェイパーの元で働いて来たんだね。
そう、シェイパーとして理論を確立するには、やっぱり優れたシェイパーから学ばないと俺は駄目だと思うね。逆に、優れたシェイパーから学べば、その基礎的な理論から、自分のオリジナリティーを出すことが出来るよね。あくまでも俺の考えだけどな。

最近はマスターシェイパーとの交流も無く、自分だけの理論を使い、市場にあるボードをコピーしている輩がいるけど、どーだろうね。俺のスタイルじゃないな。やっぱりそれじゃあ、応用が利かないよ。コピーだけより、常にボードを進化させるために、考えてシェイプ&デザインを俺はしたいんだ。

うん、俺もMartyの意見に同感だよ。ねえ、そんな多くの経験から生み出したMartyのボードシェイプの理念ってあるかな?
俺はボードのシェイプは、各デザインパーツのバランスが最重要事項だと思う。つまり、ボードのアウトライン・ボトム・ロッカー・レールフォイルなどの、トータルバランスこそが一番大切。

もう一つは、スピードの出るサーフボード。ロッカーとボトムを融合させ、スピードを生かしたサーフィンが出来るボードかな。

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もちろん波のタイプによって、コントロールをさせるボードとかスピードを重視させるボードがあるんだけど、サーフボードの基本はスピードだな。 

そのスピード抜群のMarty Shapeで、お奨めボードとか、なにか最近新しいボードある?
まずは、今年も好評なMRF(マッド・ロケットフィッシュ)。小さめの波(膝〜肩)で、最高のフィードバックだぞ。お前もとても気に入っているってさっき言ってたな。

そう!あのボード、日本で使ったらびっくりだったよ。短いけど、テイクオフも早いし、そして乗ってからのあのターンの伸びが最高だよ。最初のセッションでは、興奮したな。
褒めてくれて、ありがとよ。あのボード、プロからアマチュアまでとても評判がいいんだ。

あのボードとはまたコンセプトが違うけど、新しいMacWiz(マックウィズ)というボードもあるぜ。これがそのボード。(と言って、丸めのボードを俺に見せるMarty。2010年のニューモデル。)

あれー、RNFのような感じだけどなんか違う。もっとテールが絞ってあるような。。。?
おーよく気がついな。このボードは、ノーズエリアは広くてRNFなんだけど、テールはもっとプルイン(絞込みを強くしていること)している。テールエリアが広いと、波の力のプッシュを受けるんだけど、コントロールは難しくなる。

ほら、ちょっと横のMacFlyのテールの絞りこみと比べてみろ。同じ感じだろ。RNFとかレトロフィッシュボードより、プルインが強いんだ。

このテールの幅とか絞込み、マジックだぞ。波がパンチーでも、テールがスライドすること無くて確実にホールドするんだ。

このボードで、Snapper Rocksの、オーバーヘッドバレル乗った時はストーク(興奮)したぜ。より深いポジションにボードを持っていて、コントロールできるんだ。 

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テイクオフはそんな短いボードで大丈夫だったの?オーバーヘッドでしょう。
へっへっへー、大きな波でも小さな波でも使えるのがこのボードのキーポイントでもあるんだな。

そうか、じゃあ俺も5'4"でオーダーするよ(と言って、オーダーシートを記載する)。さて、ハイパフォーマンスボードのほうはどうだろう?
最近プロに人気があるのが、M7。あのAPSワールドツアーサーファーの、Jay "Bottle" Thompsonが特に気に入っているテンプレートだ。M4はロッカーがスムーズで、ドライブが高いデザイン。このM4をさらに動くようにしたのがM7だ。 

M4と比べてテールロッカーのフリップが多少あるだろ。だから、トップでの回転性が高くて、タイトなターンが可能だ。腰〜頭半くらい用をベストターゲットにしているけど、腰以下でも、このボード走るよ。 

うん、俺もM7持っているから分かるけど、スピードに乗りやすくて、小さい波でも走るよね。さっき話した俺が出場したアマチュアコンテストで準優勝をとった時のボードがM7だったんだ。もうマジックボードだよね、俺にとって。他にはどうだろう?
ああ、お前がそのコンテストの前に小波の時に対応させるためにオーダーしてくれたM5。これは、小波用だけど、小さい波でも何度も波をリップするためのデザインをしている。ボッテリしたボードじゃないけど、力の無い波を利用できて、そして小さい波のパワーゾーンを使えば、トロ波でも走るぞ。中級以上のリッパーにお勧めだな。

Macfly(マックフライ)も、なんだか似ているようなコンセプトだと思ったけど、これはM5と比較してどうだろう?
波の対応とか、乗り味はこの2つのモデル異なるんだな。M5は小波のリッパーボードだろ。つまり、小波でのパフォーマンスの高さに焦点を置いたボードだ。

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これと比較して、Macflyはもう少し対応幅が広く、乗り手への許容性も高い。もっと乗りやすい。乗りやすいからと言って、ボテボテボードでは無く、リップ・カットバックもバンバンできるパフォーマンスボードなんだけど、テイクオフの早さや、乗った後のイージーさは、M5よりMacflyのほうが上だ。

このボード、実は波の弱めのカリフォルニアのビーチブレイクにあわせてシェイプしてある。これ1本持っていれば、膝から頭半、そしてクリーンなオフショアから、ジャンクなオンショアまで対応可能だぞ。

人気が出そうなシェイプだね。
そう、カリフォルニアはオーストラリアより波が弱いだろ?だから、このボードはカリフォルニアサーファーの要求に合わせてデザインしたんだ。日本でも波が弱い時が多いって、お前言っていたから、まさに日本のコンデションにもぴったりだ。

ねえ、カリフォルニアとオーストラリアに拠点があることのメリットってなんだい?
そうだな、まずは退屈しないこと(笑)かな。俺はいろいろな場所で、様々な波を体感したいんだ。カリフォルニアだけじゃなく、オーストラリアの波についても造詣があることで、シェイプの幅や深みが出ていると思う。なあ、今度XTRサーフボードジャパンのショールームができるんだろ?チームライダーとか連れて行くから、プロモーション一緒にしようぜ。

デモとか、あとユーザーの交流とかしたいな、俺は。

もちろんだよ!

さて、他のトピックも聞こうかな。ねえ、シェイパーとして、一般のサーファーにアドバイス・メッセージすることあるかな?
ああ、世界でベストなサーファーは、サーフィンを一番楽しんでいるサーファーだ。サーフィンの真髄は波に多く乗り、そして楽しむこと。もしも、自分がサーフィンしていて、波に乗れないな?と感じることがあったら、もっと多く波に乗れるボードにしたほうが良い。

俺は、一般サーファーは少しボリュームを上げて、多くの波に乗れるボードにしたほうが楽しめると思う。つまり。浮力が無いボードで波に乗れないなら、浮力を上げて波に乗ったほうが充実すると考えるな。

ボリュームを薄くすれば、それは動くのは当たり前。だけど、サーフィンしているポイントで、波に乗れなければ、いくらボードが動いても、ダメ。

サーフボードシェイパーインタビュー マーティーアレンサーフボードを選ぶときは、そのボードで自信を持って波に乗れ、自分が"波に乗っていて楽しい”と感じるボードが必要だ。みんなプロとかトップアマじゃないんだ。

おこぼればっかり乗っているよりも、いい波乗ったほうが楽しいだろう?

トッププロへのボードは、考え方が全く違う。彼らは、生活を支えるための、スペシャルボード。いわばF-1カー。だから一般の公道を走る、普通車とはまったく違ったコンセプトで考えている。

まあ、プロボードに乗りたいって気持ちもわかるし、そういう要求を持ったサーファーにはプロと全く同じコンセプトボードを提供するけどね。

プロと、アマチュアのボードの考え・取り組み方が異なるとはいえ、トッププロ達からのフィードバックは不可欠。彼らからのフィードバックは、ボードデザインを進化させてくれる。俺もASPワールドサーファーのJay Thompson、Kai Otton、Danny Willes、Dean Morrison、Mick Fanningなどにもボード削ったことあるし、彼からのフィードバック感謝しているよ。

この前のCanadaのコールドウオータークラッシックでも、Jay Thompsonは俺のボード持って行ってくれていたし、彼とはいいリレーションあるね。

だけど、プロ達へのボードだけじゃなくて、一般の俺達が楽しめるボードデザインを考え、そして提供していくことは不可欠なんだ。

今年のSurfing MagazineのShaper's Of Year(2010年)の、Matt Biolosの記事でも示唆してあったあの内容知覚えているか?

"俺達はAverage Joeで、Surfing Industryから来たサーフ技術のスター選手じゃない"
(意訳内容:Average Joeとは、一般の平均的な人を指す英語のフレーズ)

これこそが大切なコンセプトで、サーフィンを楽しむのは一通りでは無い。俺もサーフィンのプロじゃないから、Mayhemの意見が良くわかる。波に乗れなきゃサーフィンじゃないし、サーファーじゃ無いんだ。

プロにはプロ用のボード。それはそれで大切。だけど、サーフィンを心から楽しみたいという一般サーファーへのボードも非常に気を使っている。様々なサーファーに、満足してもらえるデザインを削り続けることこそが、俺の使命だと考えているよ。

そうだね、俺も一般サーファーとして、"自分が乗れるサーフボード"という観点はよく分かるよ。乗れなきゃ本当のサーフィンの楽しさ分からないもんね。
そうだよ、自分が自信を持てるボードをを持って、Go Surfだな。オーシャンサイドのサウスサイドピアーのサンドバーが整っているみたいだぞ。仕事が終わったら、一緒にサーフィンしに行くか!

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あとがき:
このインタビューは彼のオフィス、そしてその後に場所を移して彼のシェィピングルームで行ったのだが、彼のエネルギー溢れる言葉と、シェイプへの思いはいつも感心する。

Marty Allenと話していていつも感じるのは、そのシェイプに関する深い知識。そしてそれを支えるサーフボード・サーフィンに対する情熱。このインタビューでも、その情熱が直接伝わってきた。

サーフボードのデザインの話になると、置いてあるサーフボードを持ち上げ、そしてそのボードの細かいデザインについて熱く語るMarty。そのボードがどういった波で活躍し、どのデザイン特徴が、波のどのような場所にフィットするのかなどなど・・・聞いているだけで、頭の良さを感じさせてくれる。

彼のボードに、筆者も多く乗っているが、最初に試したMRFからマジックボード。次に削ってもらったM4やM7も、いつも好んで車のトランクに携帯している。お気に入りのカリフォルニアシェイパーの一人だ。

皆さんにも、是非この隠れたシェイパーの優れたボードを試してもらいたい。きっと今まで味わったことの無い感動が得られるだろう。

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