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フィンを理解し、自分のボード・波のコンデション・サーフスタイルにベストなフィンを選ぼう!

 

サーフボード用フィン

 

【フィンの構造・素材】

 

すべてのフィンは同じように作られているわけではありません。フィンのプロフェッショナルは実際の実験・ライドテストを経て、様々なフィンを作り上げています。フィンのデザインナーは、今あるフィンの素材やフォイル(形状)を最高レベルにするため日々フィン構造を作り上げているのです。

 

サーフボード用フィン

サーフボード用フィン

 

フィンのマテリアル(素材)は、エポキシ樹脂+クロスだったり、従来のポリエスター+クロスだったりします。クロスの枚数を多く重ねて、硬さを出しているものもあれば、クロスを少なくして中にハニカムコアーを入れて軽量化をしたりもします。

 

カーボンはフィンを硬くする作用があり、薄いファイバークロスはフィンを柔らかくする作用があります。コンポジットフィン(プラスチックフィン)が一番柔らかいフィンです。

 

【フィンのフレックス(柔らかさ)】

 


フィンのフレックスはフィンデザイナーにとってとても重要な要素です。それぞれのフィンのフレックスはフィンの性能に大きな影響を与えます。フィンのフレックスが全く無かったらフィンの性能はまったく違ったものになるでしょう。

 

通常はフィンのフレックスが柔らかいほど、ジャンクな波に適しています。逆にフィンのフレックスが硬いほど、しっかりとしたソリッドな波に適します。

 

素材の硬さとしては、硬い順に

 

・カーボン

・ソリッドグラス

・ハニカムグラス

・コンポジット

 

という順になります。

 

サーフボード用フィン

 

 

【フォイル(厚み形状)】

 

フィンのフォイルもフレックス同様に重要な要素です。フィンのフォイルで大切なところは、フィンにフラットスポット(つまり平らな場所)をあまり作らないことです。フラットスポットがフィンにあると、水の流れが悪く(水が乱流を起こす)なるからです。

 

通常フィンは流れるような曲線を作ってあって、水もその曲線を流れていきます。フラットなフィンという歌い文句のフィンも、そのフォイルは実はカーブを描いていることがわかります。

 

大きなフィンは、厚みがある必要があり、小さなフィンは厚みを薄くするのが通常のフィン形状です。

サーフボード用フィン

 

【フィンサイズ】


フィンのサイズはサーフボードのパフォーマンスに影響を与えます。通常大きめのフィンは、コントロール性を高め・安定性を高めます。通常大きなボードには、大きなフィンが必要です。ロングボードのフィンが、ショートボードのフィンよりも大きなことを考えればわかりやすいです。ただし、テールの幅の広さは適正フィンサイズに大きな影響を与えます。

 

【フィンのテンプレート(アウトライン)】


フィンのテンプレート、つまりアウトラインはフィンの面積・見た目を決定します。見た目が異なるフィンは、その性能も異なるのです。

 

サーフボード用フィン

 

通常ワイドベース(広いベース)のフィンは、サーフボードが安定(+スピードが増し)します。逆にクイックなコントロールは苦手です。ナローベース(狭いベース)は、とてもルース(つまり動きやすい)で反応がクイックなフィンになります。しかしながら、ボードスピードが遅い状況ではボードが不安定になります。

 

サーフボード用フィン

 

フィンのスイープ(角度)は、サーフボードがターンする際に影響を大きく与えます。フィンが立っている形状のものは、ターンを急角度・タイト・反応早くに出来ます。逆にフィンが寝ているタイプは、カーブのアークを長いものにして、パワーを出すことが可能です。

 

サーフボード用フィン

フィンの高さは、ボードの安定性に寄与します。高いフィンは、ボードが安定します、低いフィンは、ボードに動きをを与えます。

 

サーフボードのテールの幅もフィンの選択に大きな影響を与えることも覚えておきましょう。狭いテールのフィンは、特別な高さのあるフィンは必要ありません。フィンとフィンの感覚・フィンとレールの感覚が短くなるからです。また、テールロッカーが強いハイパフォーマンスボードは、高さのあるフィンが適してます。低いフィンは、テールがルースになりすぎます。

 

逆にサーフボードのテールが広いタイプは、フィンの高さが必要です。特にサイドフィンが高めでないと、ターンした時(つまりサーフボードを傾けた時)に、片方のフィンが抜けてしまうことがあるからです。

 

【フィンとサーファーの体格】

 

通常大きなサーファー・体格の良いサーファーは、大き目のフィンを使います。逆に体格が小さな方は、フィンは小さ目を選びます。

 

体格の良いサーファーは、概して体重が思いのでテールの安定性が必要だからです。逆に体格が小さいサーファーは、体格が良いサーファーと比較して、テールの加重が軽いので、小さ目のフィンでテールに動きが必要となるからです。


*取材協力:Chuck Ames from True Ames Fins
Referance:http://www.surffcs.com

 

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